アートアンドシロップ | Blog with Sidebar
19169
paged,page-template,page-template-blog-large-image,page-template-blog-large-image-php,page,page-id-19169,paged-3,page-paged-3,qode-restaurant-1.0,ajax_fade,page_not_loaded,boxed,select-child-theme-ver-1.0.0,select-theme-ver-4.4.1,vertical_menu_enabled, vertical_menu_transparency vertical_menu_transparency_on,,wpb-js-composer js-comp-ver-5.4.7,vc_responsive

『高橋和海 ICONIC SCAPEs』展のご案内

「Art and Syrup」では、2024年6月7日〜8月8日に、
写真家・高橋和海さんによる『ICONIC SCAPEs』展を開催します。
 

 
風景写真という言葉を狭義に解釈するなら、目の前にある「眺め」「景観」をフレームで切り抜き、
何らかのメディウムに定着させるということになるだろう。
では「眺め」「景観」とは何か。
デジタル大辞泉によると、「2《〈ドイツ〉Landschaft、〈英〉landscapeの訳語。植物学者の三好学が考案》人間が視覚的に認識する風景。」
となっている。
 
これを字義どおりに捉えるなら、人間が認識しないものはそこに存在しても「景観」にはならない(景観として認識されない)。
翻って写真に写る「景観」とは、認識など存在しない機械の眼と光学理論とで写し取られる。ここにわずかなズレが生じる。
人が見る「景観」と「写真に写った景観」のズレの存在に興味がある。
 
-高橋和海
 

 
本展では、人が目で認識する「景観」と写真に写し出される「景観」、この二つの「景観」のズレの存在に興味を持つ高橋さんによる、
繊細な色と光のグラデーションを描く空や月の写真と、限定版写真集を展示・販売します。
常に多様に変化する風景を一瞬に留め写し取られた、静謐な写真に囲まれた小さな空間の中で、
ドリンクやスイーツと共に、お気に入りの「景観」を見つけていただければ幸いです。
 
皆様のご来店をお待ちしております。
 
●高橋和海(たかはしかずうみ) プロフィール
神奈川県生まれ。1991年東京総合写真専門学校研究科卒業。
筑波大学芸術専門学群での勤務を経て、2001年よりフリーランス写真家として活動。
国内外でグループ展や個展を多数開催する他に、写真集『MICHI KAKE /High tide Wane Moon』、
『Eternal Flux』、『eternal Flux-ゆく水の流れ』、『愛しのユーカ』を刊行している。
 
※展覧会にご来店の際は、1ドリンク以上のオーダーをお願いします。
※展覧会のお休みは、「Art and Syrup」の休業日に準じます。

0

『un:ten 伊東純子 KIMONOFUKU販売&受注会 vol.10』のご案内

「Art and Syrup plus」では、2024年6月1日~9日に
「着物服」を制作するアーティスト、un:ten 伊東純子さんによる
『KIMONOFUKU販売&受注会 vol.10』を開催します。

「Art and Syrup plus」で2年ぶりとなる本イベントは、
un:ten15周年、着物服販売&受注会としては10回目と、節目の年の開催となります。

“着物を譲ってくださる方々の、それぞれの家庭の歴史と思い出を受け継ぐ気持ちで、
着物服としてのアップサイクルに今後も向き合い続けていきたい”、という伊東さん。
今回は、2024ルックブックの新作と夏物の軽いアイテムを中心に展示販売されます。
また生地を選んでのカスタムオーダー受注も可能です。

夏を迎える前の日の長いひと時、Art and Syrupでのドリンクやスイーツと共に、
実際に着物服をご覧いただけるこの機会をお楽しみ下さい。 
皆様のご来店を心よりお待ちしています。

●伊東純子 プロフィール
東京生まれ。横浜在住。
多摩美術大学絵画学科油画専攻、文化服装学院服飾専攻科技術専攻卒業。
2009年オリジナルブランド「un:ten」(アンテン)を立ち上げ、
衣装などの注文服、アート作品など、布を使って様々なものを制作している。
現在、横浜市日ノ出町のアトリエにて、制作と個別洋裁レッスンを行っている。
「un:ten」(アンテン) https://un-ten.com/

***

『un:ten 伊東純子 KIMONOFUKU販売&受注会 vol.10』
2024年6月1日(土)~9日(日) 全日14時~18時 「Art and Syrup Plus」にて ※6日(木)休業

※販売&受注会にお越しの際は、隣接する「Art and Syrup」で1ドリンク以上のオーダーをお願いします。
※「Art and Syrup plus」は「Art and Syrup」の左隣にあります。

2

『小林大悟×佐藤yuupopic展 気配 そこには 詩と絵があった』のご案内

「Art and Syrup」では、2024年3月30日〜5月30日に
画家・小林大悟さんと詩人・佐藤yuupopicさんによる二人展、
『小林大悟×佐藤yuupopic展 気配 そこには 詩と絵があった』を開催します。
 
今回の小林さんと佐藤さんによる4年ぶりの二人展は、
奇しくも2020年の『待てど暮らせど、サーカスはこない』展(以降、サーカス展)と
同じ日付より開始となります。
 
サーカス展は、おぼろげにコロナ禍の兆しを覚えつつある世情下に始まり、
会期中の2020年4月7日に発令された緊急事態宣言によって、お客様の滞在もままならぬ、
開始当初には想像も及ばなかった「待てど暮らせど、サーカス」どころか、
「ほぼ誰もこない」ままに会期が終了しました。
図らずも予知の書めいた意味合いが生まれた、同展のために制作した同題の詩画集に登場する
サーカス団がたどる数奇な道行をなぞらえるごとく、当時の世相をそのままに写し取った、
定点記録/記憶のアーカイブ的側面を持つ展示となりました。
 
そして、本展は、サーカス展の【気配】を余韻として残しつつ、
4年後の今だからこそ生まれる【何か】を表現する試みです。
 
店内では、小林さんの手による本展のための新作平面作品と、
佐藤さんの詩×朗読×歌による本展限定の店内BGM用音楽を、展示・販売します。
なお楽曲制作は、佐藤さんが時を同じくコロナ禍にアーティストの笹谷創さんと結成した詩×音楽のユニット、
popi/jective(ポピ/ジェクティブ)名義によるものです。
また小林さん、佐藤さんによる、カフェメニューとのコラボレーション作品もございます。
 
前回以上に、会場である「Art and Syrup」というカフェ空間を意識した詩と絵の作品を、
ドリンクやスイーツと共に楽しんでいただければ幸いです。
皆様のご来店をお待ちしています。
 
●小林大悟(こばやしだいご) プロフィール   
画家、美術作家、絵本作家。1990年東京生まれ。多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業。とびらアートプロジェクト3期修了。
日本画材を用いた絵画の発表ほか、地方でのレジデンス、壁画、絵本、挿絵など多岐に渡り表現活動を展開中。
近年はアートコミュニケーターとして、美術館や福祉施設でのワークショップの企画・講師も務める。
最新の展示は「小林大悟展 ハポン イ メヒコ 日本⇄メキシコ 行き交う空想)(2024年4月1日~8日)、
絵本の近作は『イソポのはなし』(公益財団法人アイヌ民族文化財団/2023年)。
小林大悟HP→https://kobayaashidaigo.jimdofree.com/
 
●佐藤yuupopic(さとうゆうぽぴっく=yuu×popmusic) プロフィール
詩人。1973年東京生まれ。東京造形大学美術学部比較造形専攻卒業。
詩のレーベル風神雷神や。運営、ブックイベント妙蓮寺 本の市事務局、本屋の月イチ店番、
アーティストの笹谷創との詩×音楽のユニットpopi/jectiveで音源&MV制作やLIVE、展覧会参加など、
横浜を起点に詩と声と本と本屋にまつわる活動を行っている。
近作は4th.詩集『シの本』(生活・綴方出版部/2022年)。
ユニットではミクストメディアパッケージ『HOUSE』(風神雷神や。/2023年)。
 
※展覧会にご来店の際は、1ドリンク以上のオーダーをお願いします。
※展覧会のお休みは、「Art and Syrup」の休業日に準じます。

1