『まずめの目線』展のご案内
「Art and Syrup」では、2023年6月4日〜7月17日に、
北海道在住のアーティスト・磯崎道佳さんによる『まずめの目線』展を開催します。
「“夕まずめ/プライムタイム”、日が暮れてから暗闇に包まれるまでの“間”をいいます。
街灯もない北海道の山間部では、陽の陰りから暗闇が優勢になる夜まで、自然の変化をそのまま感じることができます。
“夕まずめ”を境に、昼間の私たちの時間から動物たちの時間へ、自然界の立場が移り変わります。
そんな時ふとした瞬間に、彼ら生き物たちと目が合うことがあります。
しばらくお互い動けず目を離せない数秒、主役は彼ら、こちらは黒い瞳に吸い込まれるようで、
畏敬の念と共にどうすることもできない感覚にとらわれます」
-磯崎道佳
本展では、磯崎さんが北海道での生活からインスピレーションを得た作品と、
ライフワークにされている箒など清掃道具のドローイングを基に毛糸で作られた平面作品を展示販売します。
また会期中は、磯崎さんお手製による自家製天然酵母と北海道産小麦粉のカンパーニュも店内で提供します。
かつては街で暮らしていた磯崎さんが、北海道で畑仕事もしつつ制作活動する中で発見した
野生動物との共存や食の豊かさを、作品を通して味わっていただければ幸いです。
皆様のご来店をお待ちしています。
●磯崎道佳 プロフィール
1968年水戸市生まれ。現在北海道ニセコ町在住。
2001年NYのP.S.1/MoMAインターナショナルスタジオプログラムに参加。
「パラシュートとマキオ」(2002年〜、MoMA/PS1、BankART1929、水戸芸術館、アーツ千代田3331他)、
「ぞうきんぞうプロジェクト」(2004年〜、府中市美術館、ズーラシア他)、「ドーム/DOMEプロジェクト」(2005年〜)、
「笑う机」(2012年)、「Heart of Gold」(2021年〜)など、参加型アートプロジェクトを全国各地で展開。
※展覧会にご来店の際は、1ドリンク以上のオーダーをお願いします。
※展覧会のお休みは、「Art and Syrup」の休業日に準じます。